輸入と輸出では圧倒的に輸出がお勧め、しかし英語が苦手で日本アマゾンで輸入販売することを選ぶ人もいます。
Contents
日本アマゾンにはハンデがあります
日本アマゾン販売者の売上10月→11月→12月 売上は右肩下がりです。
12月からはセッション数が減っていないにもかかわらず、売上は落ちている状況です。競合他社の類似は多くなったのか、購入者は中旬の各社のセールを見据えて購買を控えているのか 何が原因なのか究明できればと思います。当方のカテゴリでは今は価格の安い商品は上位を独占中で、以前はそうではありませんでした。年末はお財布は潤っていると思いますが、廉価品思考は増えたということでしょうか。
輸送品質の低下によりAmazonで購入するメリットが薄れた。
日本アマゾンを利用する客のうち資金力のある客は都心部に住んでいる。
ちょっと出かければ買える商品をワザワザ受け取りにストレスがかかるアマゾンで購入する必然性はない。
日本アマゾン出品者の立場を見直した結果、冷遇するのが最善の策と判断した。
アマゾンにとって幾らでも代わりのいる出品者を優遇するメリットは全くない。
原因はヤマト運輸のアマゾンとの蜜月関係の終了
これだけわかり易い原因も無いと思う
12月になってから販売している商品は約5倍以上の売れ行きで普段よりも高く売れています。
利益も売れ行きもいいので調子がいいと言えば調子がいいです。
本業をしながら片手間状態で出品している立場上、来年のFBA発送無料キャンペーンが終了と共に大口出品を辞めアマゾンから撤退しようと思っています。
>
これは面白い典型的な事例
何故売れ行きが悪くなったのか、原因がわからず無策な出品者は日本アマゾンでの販売を続ける。
一方、厳しくなった日本市場でも稼ぐセンスのある出品者は先行きに不安があるので見切りをつける。
ビジネスでは良くある事例だ。
人権と平等が商売では重要になります。
これを疎かにする企業に未来はなく繁栄もありません。
道徳的には、そうあって欲しいと思う人が多いのはわかる。
しかし、現実は人権とか平等とかは商売には全く無関係。
何故ならビジネスとは戦争だから
主義主張とは関係なく儲けることに貪欲な企業だけが生き残る
負ければ死ぬだけ
アマゾンが世界最強の企業に成る日はそう遠くはない。
原因はヤマト運輸のアマゾンとの蜜月関係の終了
アマゾンの新しい配送請負先デリバリープロパイダーがエラク不評です。
※デリバリープロバイダとは、Amazon.co.jpと提携している地域限定の配送業者の総称です。
デリバリープロバイダ(※)
TMG
SBS即配サポート
札幌通運
丸和運輸機関
若葉ネットワーク
電話: 0120-130-661(9:00-21:00)
自動電話受付: 050-5525-7445(24時間)
・実際は不在連絡票を発行せず
現在、インターネット上で問題視されているのは、デリバリープロバイダが「不在連絡票をポストに入れた」としながらも、実際は不在連絡票を発行せず、配送すらしていなかったからだ。また、慢性的に配送の遅延が発生しており、有料のAmazonプライム会員の価値を著しく落としている。
・デリバリープロバイダ被害者のコメント
「私がAmazonに嫌われているんじゃないかってくらい、トラブルだらけですよ。お急ぎ便で注文したのに商品が届かない。結局その日は届かず、ネットで商品を追跡したら不在連絡票がポストに入れられていたことになってたんですが、そんなのどこにもありません。
でも怒ったって意味ないので、仕方ないから再配達を依頼したんですね。でも届かないんですよ。再配達を依頼した時間に、商品がこないんです。これどうなるんだろう? 商品は一生届かないのかな? と思いつつ待ってたら、2時間後に持ってきました。
配達員に文句言っても意味ないので、Amazonに遅延の理由を調査して報告するようにお願いしたんです。
・Amazonからデリバリープロバイダ被害者へのメール引用
〇〇〇様 Amazon.co.jpにご連絡いただき、ありがとうございます。このたびは、配送業者による対応に問題があり、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。
デリバリープロバイダによる問題につきまして調査をさせていただきました。以下の回答がございましたので、ご報告いたします。
1:初回配達時に不在連絡票を入れない理由
初回配達を担当した配送員が、誤って同番地の他の場所にお伺いしていた可能性があります。
2:再配達の希望時間に2時間超過して配達となった理由
配送員が再配達の情報を見落としていたため、お届けに伺うのが遅れてしまいました。
・デリバリープロバイダ被害者のコメント
「まあミスが重なったということですよね。誰だってミスはしますし、今回は不運だと思って一度ぐらいのミスを責めることはしません。でもね、これから連続してミスが続いたんですよ。また不在連絡票を受け取ってないのに、ネット上では不在連絡票が入っていることになっていた。Amazonに問い合わせたらメールで返信してくれました」
・Amazonからのメール引用
配送業者に確認したところ、当初の予定通り最寄りの配達店には届いていたようですが、配達員にて誤った場所にお伺いしていた可能性があることが分かりました。
また、〇月〇日の午前中のお届けについても配達員が指定日時を見落としていたことが原因でした。
どちらの問題も配送業者:デリバリープロバイダ側の問題となりますため、遅ればせながら代わって深くお詫び申し上げます。同件につきましては、今後、同様の事態を生じさせぬよう、当サイトから厳重に注意喚起のうえ指導いたしました。誠に申し訳ございませんでした
解説 海外では当たり前のことですが、日本では問題ですね。
・デリバリープロバイダに対するネットの声
「デリバリープロバイダ最悪 前は1日スルーされたし」
「配達するのはいいけど、時間帯指定出来ないのがイラつく」
「amazonのデリバリープロバイダという存在を今知り、戦慄している」
「何回デリバリープロバイダは電話されれば気がすむんだ」
「荷物持ち帰ったことになってるのに不在票なし 宅配ボックスあるのに…」解説 宅配BOXの使い方がわからない可能性大
「いつまでたっても届かない。HPから追跡すると、この時間でも配達中のまま。くそかよ。」
「ファイズとかTMGとかじゃありませんように…」
「Amazonの発送、デリバリープロバイダとかいうハズレ引いた」
そのため、デリバリープロバイダをできるだけ避ける方法なんて記事もあります。
・お届け日時指定を選択せよ
お届け日時指定便を選択すると、配送業者はヤマト運輸、日本郵便、ファイズ(デリバリープロバイダ)の3択から選ばれる。つまりデリバリープロバイダのTMG、SBS即配サポート、札幌通運が選択肢から外れる。
店頭受取を使う
店頭受取を指定すると、ローソン・ミニストップの場合は日本郵便、ファミリーマート・ヤマト運輸営業所の場合はヤマト運輸になる。
私もデリバリープロパイダ使って見ました。
確かに不便です。
ちなみに本日午後到着予定の荷物が現在21:42まだ届いていません。
翌日ポストを確認すると丁度この部屋でこの記事を書いていたまさにその時間21:40に不在票を入れて帰っていました?????
23:40に確認した発送状況確認画面
結局翌日の昼前に届きました。
箱が潰れています。
中の商品には問題無いですが日本人なら2人に1人は気にするレベルですね。
輸送品質が一気にアメリカなみ、あるいは、オーストラリア並に落ちています。
Amazonの強み
Amazonの強みは物販に必要な以下の3つのレベルが高度に整ってライバルを寄せ付けないこと
販売 A9と購入経験を重ねるごとに正確度を増すリコメンドシステム
在庫管理 物流専門業者と比較してもトップクラスの倉庫網と在庫管理システム
配送 無料または安価に利用できる正確でスピーディーな配送
しかし、現在の日本アマゾンは配送レベルがライバルに負けている。
しかも、販売と在庫管理が高レベルのままなのが大問題。
例えば、ヘビーユーザーが気軽に注文して、すぐに配送に入ったものの、配送でフン詰まりを起こしている。
そして荷物の受け取りがストレスになるレベル。
これはアンチAmazonを増やす原因になる。
私たち販売者には、注文の減少と返品率の上昇に繋がります。
便利だから高くても買っていた人が買わなくなる可能大です。
そうなると、安く買うのが大好きな人が買う他のショップと同じになります。
日本アマゾンはUSアマゾン、AUアマゾンとは競争相手の強さが違います。
USアマゾンでの優位は揺るがない
USアマゾンの通販は、同じ輸送会社を使うので輸送品質の低さは問題になりません。
そして、マンハッタンというごく一部の地域に住んでいる人以外は車が無いと買い物に行けません。
JPアマゾンの優位性に黄色信号がともっている
まず購買力の強い首都圏に住んでいる人はネット通販を使う必要はありません。
買い物に行く手間が省けて、便利だから使っています。
配達でストレスが掛かった場合、かなりの人がアマゾンでの購入を減らすでしょう。
日本には楽天やヤフオク、そして独自ショップで便利なヤマトや日本郵便など高品質な配送システムを使うサイトがあります。
今まではアマゾンの便利なシステム+高品質な配送システムのお陰でアマゾンの一人勝ちでした。
今後、アマゾンの便利なシステム+低品質な配送システム=楽天その他の低品質なシステム+高品質な配送システム
あるいは、注文に慣れれば配達のストレスが無いほうがよいと判断して「アマゾンの便利なシステム+低品質な配送システム<楽天その他の低品質なシステム+高品質な配送システム」となる可能性があります。
アマゾンがメールや注文画面で勧めた商品を楽天やヤフー検索で探してヤマトなどの大手配送会社を使って配送するという購入方法を取る購入者が増える可能性があります。
その場合、一番のダメージを受けるのは出品者です。
市場は小さく成長性は見込めない
クレーマー化し易い品質にうるさい購入者
ジェフペゾスが、日本アマゾンにどのような対応をするかは未知数です。
問題解決するかも知れませんが、放置するかも知れません。
いずれにしても、日本アマゾンでの販売をビジネスの柱にするリスクは、とても高まっています。
今後は今まで以上にUSアマゾンとAUアマゾンに照準を絞って取組んで行きましょう。
AUアマゾンの優位性
AUオーストラリアはUSアメリカに輪をかけて不便です。
まともなネットショップそのものが、ほとんど存在しません。
Amazonが想像もできない驚愕のヘマをしない限り、アマゾンが勝てる市場です。
ちなみに今回購入したのは、ジェフペゾスの自伝
果てしなき野望