「なんのために勉強をするのか」、「公務員になるため」です。
さすが銀座のユダヤ人、藤田田バッサリと見も蓋もない言い方でわかりやすく解説してくれました。
「そもそも大学とは、貧乏人の子弟でも教育を受けられるようにしようと言うことで作ったのだ。
大学を卒業した人間は官僚としてこの日本を発展させるために指導していくシステムを作った。」
勝てば官軍、藤田田
東大を出て官僚になるというのは正しい。
しかし、転職はまずい。
そもそも、官僚になるために金掛けて教育したのに好きなことをやりたいとかワガママ過ぎる。
金掛けて教育したのに裏切るなんて許せない。
そう考えると、高学歴で公務員になったり、大企業に勤めた人が転職をすると苦労するのは当たり前だとわかります。
好きなことをして生きて行きたいなんて人に学歴はジャマなんです。
警告!勉強をすると選択肢が増える、という間違えた思い込み。
サンクコストは高くつくものです。
折角いい大学出たのにという周囲の声で稼ぐ仕事に就けなかったりします。
また、本人も折角いい大学出たのにということで仕事を選びます。
このせいで、ジリ貧になります。
インドの物乞いは子供が立派な物乞いになれるように、子どもの腕を切り落とすお金を貯めるそうです。
五体満足だとナカナカ寄付をもらえないためだそうです。
勉強嫌いな子どもに無理に勉強させて大学に行かせるのも似たようなものかも知れません。
「因数分解が社会で何の役に立つの!」と子どもに問われたら私はこう答えます。
「命令されたことに何の疑問も抱かず、命令に黙って従う大人を育てるのが教育だ。」
命令されたことに何の疑問も抱かず、命令に黙って従う大人になれそうも無いなら。
勉強なんかせずに好きなことを突き詰めて一芸に秀でる道を探したほうが良いです。
あるいは、食べるものを作るとか
魚を取るとか
文字通り食っていけるスキルを身につけたほうが良いです。