バカッターと貰っている給料分の仕事
小さく始める、うまく行ったら大きくして行く。この投資の原理原則鉄則を外しているので潰れて当然と言える
飲食店で儲けるのは難しい。
一般に10年で9割潰れると言われている。
10年後には90%が潰れるとはどういうことか?
日本政策金融公庫の資料
飲食店と宿泊業の廃業率は18.9%
100店が開業すると10年後には12.3店しか生き残っていない
1年経過 81.1店
2年経過 65.7店
3年経過 53.3店
4年経過 43.2店
5年経過 35.0店
6年経過 28.4店
7年経過 23.0店
8年経過 18.7店
9年経過 15.1店
10年経過 12.3店
一方、不動産業の廃業率は4.3%
飲食店と不動産業の違いは何か?
飲食店
初期投資が掛かる。
ライバルが強い。
老舗もカリスマシェフも名人と呼ばれる職人はもちろんライバル、しかしより強力なのはスーパーやコンビニこれらが全部ライバル。
商品単価が安い。
仕事がきついので社員やアルバイトを使うのが難しい。
儲ける為に必要な必達項目が多く達成がむずかしい。
立地、集客、リピートを得るために求められる商品のレベルが高い
不動産業
初期投資が不要。
ライバルが弱い。
財閥系大手、三井、三菱、住友、電鉄系大手 東急、小田急全て合わせてもシェアの20%以下
商品単価が高い。
仕事が楽なので社員やアルバイトを使うのがカンタン。
売れる社員は1週間に数時間しか働かないこともザラ
儲ける為に必要な必達項目が少ないので達成がカンタン。
立地、集客、リピートを得るために求められる商品のレベルが低い
人口も増えて、働き手も増えていた時代なら飲食店でも儲かった。
しかし、人口も減り、働く人もへった不景気街道まっしぐらの日本で廃業率が高い業種で独立起業するのは、自殺行為。
さらに昔は、廃業のダメージも小さかった。
屋台を引いてラーメンを売る。
客がついて捌ききれなくなったら店舗を構える。
客がつかずにやっていけないなら廃業。この場合の廃業は元手が掛かっていないのでダメージが少ない。
小さく始める、うまく行ったら大きくして行く。
これが商売の鉄則。
マイクロソフト 世界一の金持ち ビルゲイツ
アップルコンピュータ スティーブジョブス
Amazon 新世界一の金持ち ジェフ・ペゾス
いずれもガレージからスタートした企業。
ビジネスの天才でも最初は小さくスタートする。
一方飲食店は、始まってもいない店に一気に数千万円の金を投下する。
商売の原則を全く無視した方法、うまく行かなくて当然とも言える。
小さく始める、うまく行ったら大きくして行く。
数百円の仕入から初めて、いろんな商品をテストできるAmazon輸出はまさに商売の鉄則を実践するのに理想的な環境だと言えます。
どこかのタイミングで大金をぶち込みたくなったら、そのビジネス(あるいは商品)は儲かると自分でテスト済みか確認してからぶち込んでください。
オーストラリアアマゾンが始まる今、日本製品を小さく1個、3個、10個と販売して月間数百個(あるいは数千個)まで増やしていくほど手堅いビジネスはありません。